客商売って何だろう、と思ってブレーキを踏んだ。そしたら、「ちょっと、ちょっと!こんなところで止まっちゃ駄目だよ!!」と大きな声で叱られた。
スミマセン、スミマセン、とアクセルを踏んだら今度は「急発進してんじゃないよ!」と厳しい一言。
俺が免許センターで繰り返し受け続けている技能試験は、本物のポリスマンが試験官として助手席に座るのだけれど、どういうわけか、無闇やたらに怒られる、叱られる、つっかかってくる、といった印象を、初回からビシバシ受けた。
俺が何をしたと言うのか。
俺の16年間伸ばし続けているメタルの象徴であるこの長髪が、「この野郎、ポリスを挑発していやがるな!舐めるな辮髪(ベンパツ)メタル野郎!」と苛立たせてしまうのだろうか。
あるいは、証拠不十分で先日釈放された容疑者Aに俺がそっくりで、嫌な思いをさせてしまっているのだろうか。だったら仕方がない。我慢しよう...
とは、思わなかった。なぜなら答えは別のところで明白だったのである。
何回かの試験を繰り返すなか、外国免許を日本の免許に切り替えることは、ズルいこと、という誰でも知っている事実を俺は学んだ。
それまで全然知らなんだ。
実際に俺を担当したポリスマンから聞いたので間違いないと思う。
日本人が20万円から30万円払って免許を取得しているのに、ホンの数千円で簡単に切替ができたらおかしいでしょ?!大金を払った人たちと同じ技術が認められなければ、合格させるわけには行かないんだよ
うん、確かに正論だ。正論なのだけれど、俺は別に、うっしっし、日本円で20万円から30万円かかる免許費用を浮かして得してやる!!!香港、マカオあたりで豪遊してやる、とは思っていなかったので、すこしだけ憤慨した。
きっとそういう人もいると思うのだけれど、どちらかと言うと、日本の交通法規には疎いので、ビシバシ注意して欲しい!という意気込みで臨んでいるのだ。その証拠に、自動車学校にも自ら数回通って運転技術も学んだぜ。
あ、そうか!きっと、ズルガシコイ魂胆でこのシステムを悪用する人が現に大勢いて、そういう人達を調子づかせない様に、とりあえず全員に厳しくしておけ!怒っとけ!怒鳴っとけ!初回は必ず落としとけ!とりあえず性悪説で行っとけ!という感覚なのかもしれないな。
でも、それだと、真面目な人はたまらない...
だってよ、ポリスマンといえば公務員。究極のサービス業、客商売じゃないか...と考えていたのが冒頭の、客商売って何だろう、のフレーズである。
ネットショップに置き換えてみると、同じような現象が多々起こっていることに気が付く。
ショップを覗くと、「当店での禁止事項」が表示され、突然に怒られたような気持ちになったり。さあ、あと1クリックで注文完了だぜ!と言うところで、「イタズラで注文すると訴訟を起こします」などとドクロマークの告知文が表示されたり。
嘘だと思うかもしれないけど、実話である。
なぜこんなことになってしまうのか。もちろん、ずるい人が存在するからだろう。実際にネットショップを悪用、イタズラをする人が存在するからだろう。
でもね。そんなのは少数派であり、もし100人買い物にきて100人が何かしらの悪行を働くとしたら、それはショップの形態そのものにエラーがあるのであり、もはやお客さんの責任とはいえない。
それどころか、少数派に対する防御線を敷くことで、真剣なお客さんが何を感じるのか。ウキウキした気持ちで買い物にきたお客さんに、どんな経験を強いているのか、ということを真面目に考えねばイケん!
と思いながら、コンビニでツナマヨオニギリを手にレジに並んだ俺の目に、「万引きした奴は警察に突き出すだけではなく、その場でぶん殴ります!(怒)」の張り紙。
ギャフン。(実話)
清水勇二
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{ 2 件のコメント… あなたのコメントも追加する! }
こんにちは!清水さん
先日釈放された容疑者Aに俺がそっくりで、、、、、
↑
すごくきになります!!!!
ネットショップに関しては
僕も以前に商品を入荷してお返事をいただけない
少数派のお客さんがいたのですが、
((何月何日、何々(商品名)を注文してくださった方、連絡頂けますでしょうか?))
このような感じでtopページの更新情報の欄にはずかしながら、表示していました!
今は清水さんに指摘を受け気づくことができました!!
ウキウキした気持ちで買い物にきたお客さんはいい気分はしないですよね!!
今後も少数派に対する防御線はひかないよう気をつけたいです!!!!
いつも清水さんのブログを読んで
日々の生活からいろんなことを感じ学べる
清水さんはすごいとおもいます!!!!!!
とても勉強になります!
見習いたいです!!!!
河内野
@譲さん!
こんにちは
防衛線や注意書きは、放っておくとドンドン増えるので、
私も未だに注意が必要です!(^_^;)。
少し前のテキストや記事なんかを見直すと、
われながら汗が出ますよ...(あはは)
今後もお互いに、少しでもお客さんが気持ちよく買い物が出来るよう、
勉強していきましょうね!
ありがとうございました。
清水勇二