ニューヨーク州の上の方、地図で言えばマンハッタンよりもカナダに近い地域に住んでいたころの話。
歩いて1分のところに巨大な一階建てのショッピングモールがあった。メインの入り口には巨大な紋章が掲げられ、花壇があり、ショッピングモールの名前がデデェ~ンと光り輝いていた。
巨大なモールの特徴と言えば、入り口がいくつもあることだろう。メインの入り口がでっかく1つか2つあり、そして要所要所に小さな出入り口が複数用意されている。
わざわざ遠回りしなくても、駐車場から最寄の入り口を使えば中に入れるのだ。
俺が住んでいた家から丘を下り、だだっ広い駐車場を横切った先にあったのは、シアーズというデパートに直結する小さな出入り口だった。
モールに入るのにわざわざメインのでっかい入り口を使う理由はないので、俺はもっぱらシアーズ経由でモールに入った。だから、メインエントランスに置かれたチラシ類や、キャンペーンなどの看板もあまり目にすることは無かった。
当時、そのモールを運営する会社がすべきだったことは、メインエントランス以外の場所にも同じくらい気を使ってチラシ類や広告、開催中のキャンペーンの表示をしておくことだったと思う。
(とは言っても、貧乏学生だった俺が、毎度のキャンペーン告知に気がついたとしても、はたく大枚は持っていなかったのだけれど(^_^;) )
同じことがネットショップでも言える。
ネットショップオーナーは、自然の流れとしてショップのトップページに非常な情熱をかける。それがショップの顔であることは事実だし、人は物事を 「顔」(見た目) で判断するなんてのは、誰でも知っている常識だからだ。
じゃあ問題は何か?問題は...
半分以上の人が、トップページなんて見ちゃいないってこと!!!
検索エンジンを通じてショップに訪問するお客さんの多くが、トップページからショップに入場しているわけではない。実際にアクセス解析を見れば分かることなので、今すぐみてみて欲しい。
果たして、トップページにあなたが費やす時間と、トップページから入場するお客さんの割合はつりあっているだろうか?
もしお客さんがトップページ以外のページを見て、「このショップ、何か胡散臭い...」とか「素人くさい...」、ひどい場合になると「何だか訳わかんないページ!」と感じて、一瞬でブラウザの「戻る」ボタンをクリックしてしまったら、せっかくのトップページもまったく意味を成さない。
じゃぁどうしたらいいのか。
まずは、トップページにかけていた時間を、今までに気にしたことがあまりなかったページにも振り分けよう。例えば、
- お問い合わせページ
- メルマガ購読ページ
- 「配送について」ページ
- 「利用規約」ページ
- 「お客様の声」ページ
といったページがスタートだ。
そして意外なほど気にかけられていない「商品ページ」も大幅に見直そう。
検索エンジン経由で、商品ページに直接アクセスしてくる人は多い。いや、「多い」と言うより、それが全てだといってもいい!!(価値的に)
だからもし今の商品ページが、ただ商品画像をアップして、「注文する」ボタンを貼り付けただけの代物だったとしたら...
今すぐやるべきことが何なのかは、もう分かるよね?
お客さんがどこから入ってくるのか分からないとき、俺たちが出来るベストは、考えられる入り口全てに気を使うことだ。
追伸:
小学校の時、家庭訪問で家族一同びっくりしたことがあるんだ。玄関をぴっかぴかにして待ってたのに、裏口から先生が入って来るんだもん...(・_・;)












