実家に、こんな内容の葉書が届いた。一瞬びびったが、ちょっと待てよ、こんな内容を葉書で普通送りつけるだろうか...
怪しい!
葉書の電話番号に今すぐかけたい衝動を抑え、ネットで検索してみたらば、架空請求業者として県のホームページに記載があった。
このサイトに詳しいが、いったん電話をしてしまうと、こちらの電話番号はもちろん、話の流れから他の個人情報(名前や生年月日)まで握られてしまうらしい...
途中で気がつけばいいが、普通は聞かれるままに答えてしまうだろうし、言われるままにお金を支払ってしまう人も多いはず。
ここで学べるのは、詐欺師はいかにも信憑性のある言葉を選び、根も葉もない内容を信じさせるのがうまいということだ。
(それが詐欺し足るゆえんなのだが)
葉書を受け取ったらどのように感じるか。その場で電話をかけさせるには、どんな文面が反応がいいか。電話の対応は、etc.
とにかく無の状態から人の興味をひき、信じさせ、そして動かすことにたけているのだ。
一方、ネットショップオーナーはどうだろうか。
多くは、根も葉もある、価値ある情報さえも、お客さんに伝えていない。
- 資格
- 運営年月
- 受賞暦
- 住所
- お客さんの数
- 注文数
- お客さんの声
- お届け方法
- 仕入先
- 製造者のこだわり
- 運営者のこだわり
- 他店との違い
などなど、詐欺師ならとっくに捏造して使っているような内容を、なぜか隠している。ショップに表示してあったとしても、すぐには見つけることはできない...
あなたのショップには、それを明確に表示することでお客さんの興味をひき、そして信頼度がアップするような要素はないだろうか。
あなたがもし詐欺師なら、ネットショップにどんな手を加えるだろうか。














{ 2 件のコメントがあります… あなたのコメントも残しませんか? }
家の嫁さんにも似た様なはがきがきました。
以前から聞いていたので怖くは無く、『おっ!来た来た!』と何か嬉しくなったのを思い出します。
以前役員をしていた会社の個人保証の焦げ付きで、ローン会社からきた債権取り立ての訴訟手続きの通知の文面と類似しており、『なかなか凝っているなあ~』とも感じました。
でも、清水さんの分析の様に、その気にさせる、その気をそそるコピーの書き方は見習うべき所大です。
詐欺師にできて私にできないのはなぜか?
生活を賭けてやっているか?に尽きるのでしょう。
詐欺師は他人を騙して楽して儲けようと言う動機から始めると思いますが、今の世の中、そんな簡単に騙される人も少ないと考え、結局は詐欺師なりのマーケティングを行ない、コピーライティングの勉強をして事に及んでいるのでしょう。しかも、捕まる危険を冒して。
私はどうか?
リアル店舗もつぶれ、残ったチャンスはウエブサイトで販売するだけ。50を過ぎ、再就職もままならずというか今更人に使われるか、の気概だけは持ち、一向に儲けることができないでいます。
詐欺師の方がよっぽどプロ意識、ハングリー意識をもっていますね。また、才能の有る無しも痛感せざるを得ません。
@Flatironsさん
確かにFlatironsさんのご指摘どおり、「生活をかけてやっているか」というのは、とても重要なポイントだと思います!
それがあるからこそ、安全領域からとびだす勇気や決断力、そして行動力が生まれて来ますよね。
ただもっと重要なのは、詐欺師は常に新規顧客(新しい被害者)を探し続けなければならないという運命を背負っていますが、
まっとうなビジネスなら、やりかた次第で末永く利益をもたらしてくれるリピーター客が望めるという点です。
この差は大きいです(^^♪
詐欺師が後先を考えないテクニック主義に走るのに対し、私たちはそこから意識的に距離を置く必要があります。
だからこそ、詐欺師の視点で見ることは重要ですが、詐欺師のテクニックをそのまま使うことは絶対に避けなければいけません。
詐欺師が目先の儲けをもとめて小手先のテクニックを駆使するのに対し、私たちはもっと人間を主眼にビジネスを考えなければいけないのです。
例えば、
「他にこの●●を試したい人はいませんか?」
「まだ●●は買うな!」
と言ったフレーズでお客さんは動く!と聞けば、それをそのまま使う。というのでは、実際の効果は薄いですし、最後はお客さんに飽きられてしまいます。
(少しでもコピーライティングを勉強したことがある人なら、深く実感していることだと思います)
お客さんの苦しみ、楽しみ、朝起きてから寝るまでに思っていること。それらを感じ取ってこそ、心に響くメッセージ(コピー)が書けます。
そして、そのメッセージを上手に伝えるために、過去の常用句はとても役に立つのです!私ももちろん参考にしていますよ(^^♪。
詐欺師が凄い!と思うのは、被害者の気持ちをよく理解しているという点です。
コピーライティングのスキルや葉書のレイアウト以上に、まず受け取る人が何を怖がっているのか。何に不安を感じ、何に幸せを感じているのか。そういった感情の機微をよく理解している。
その上で、コピーライティングの知識を活かしているという点が、とても参考になるのです!
メッセージありがとうございました~
清水勇二