自分では知っているつもりなのに、他の人は知らない。俺の世界では常識なのに、なぜか他では非常識。こんなの普通知ってるよね?!ね?!と同意を求めても、そうかな...知らないのが普通なんじゃないの?
などと、とても否定的な反応や環境に遭遇することがある。まるで狐につままれたと言うか、UFOに遭遇したけど誰も信じてくれないと言うか...
そんな、「マイワールドと現実社会のギャップ」に出会ったときの態度から、その人の能力や性格、そして価値観が垣間見れると思う。
絶対に自分は間違っていない!と言い切ってしまう人は、全ての面において超人的な能力を発揮し、広辞苑などは全ページ暗記は当たり前、マンガことわざ辞典も全エピソードをビデオにとって、なおかつ重要なパートはノートに書き写し済み。
もちろん諸外国の事情にも詳しく、時に地元の人よりも情報を知り尽くしていて、本当に凄いなぁと、知人縁者も誇りに思っている、というような、凄い人なのだと思う。
逆に、「え?ほんと?これって違うの?教えてくれる?」と、自分の発言に対して誰かが眉をひそめた瞬間を見逃さず、すかさず自分の非を認め、頭を下げながら、悪いけど教えてくださる?!ぜひ勉強させてください。と、知人縁者から見たら「弱気」で「情けない」、でも本人に言わせると「謙虚」で「勉強熱心」な人もいる。
ネットショップを運営する身として、どちらのタイプが成功するのだろう。他の要素が同じだったら、私は後者が成功すると思う。
まず、前者のような超人は実際には存在し得ず、自分が超人だと思って、バッサバッサと周りの人(時にお客さん)を切り捨てていくような人は、それは単なる勘違いな人と言わねばならず、お客さんは勘違いの人が腰に両手を当てながらエバッて鼻息をぶーぶー言わしているようなショップは嫌うのが常だからだ。
逆に後者の場合、たとえお客さんが間違った意見を言ったとしても、ショップ店長は弱気、もしくは謙虚なので、「え?そうなんですか?もっと詳しく教えてください!」と腰がぐぐぐんと目の前で低くなり、その結果、お客さんの重要感はスカイロケット級に急上昇。
私は、それほど欲しくなかったようなものを、従業員の対応がとてもよくて、思わず買ってしまった、または、今度絶対買おう!と決意したことが多々あるけれど、これなどまさにその良い例であって、もっと簡単に言えば、「人に好かれる人は商売も成功しやすい」という一言におさまってしまうんだよね。
ネットショップも結局は人間対人間のコミュニケーション。オートメーション化できる部分はあるけれど、自動販売機じゃないんだ。
だから、ツールや技術、新しいテクニックや 「人が思わず動いてしまう文章術」 を磨く前に、人間的な魅力を磨くべきなんだよな...と、免許センターで運転技術の未熟さを叱られながら、こぶしを握り締め歯を食いしばって思った。
ギャフン。
清水勇二












