道端でばったりと旧友に会った。おおお、久しぶり!元気にしてた?最近何やってるの??と、連れがいたことも忘れて、しばし語り合う。
また飯でも食おう!と、電話番号を交換してその場を立ち去り、思い出したように横を見れば、般若のような、赤鬼のような、焼肉後のガムに間違って正露丸をチューインしてしまったような連れの顔。
もっと言えば、パーティーにつれて行って貰ったのはいいのだけれど、連れて行った張本人が誰も紹介してくれないまま、どこかに消滅...誰が誰だかわからぬまま、へらへらと愛想笑いで直立不動の姿勢。心細い。助けて。
そんな居心地の悪い立場に人を置いたり、置かれたりしたことは誰でもあると思う。俺は結構ある!
先日、ネットショッピングを楽しんでいたらば(←事務用品でも、本でも、風呂のタイルでも、何を買うにも、買い物は楽しい!)、とても居心地の悪い経験をした。
といっても、そのショップが特別に悪いとか、変わっているとかではない。どちらかというと、普通の対応なのだけれど、その「普通」が居心地わるいのだ。
ネットショッピングをする際、お客さんは名前と住所、そして電話番号などの情報を、全てショップに渡す。
そうしなかったら届かないし、通販とはそういうものだ!と、普通思っている。ある意味、便利さを得るために、「個人情報を渡すのは仕方ない」と妥協している。
(だからこそ、ネットショップ側が信頼と安心をどれだけ表現できるかが重要!)
それは別にいい。
問題なのは、お客さんからは情報を受け取っておきながら、ショップ側が素性を隠したがる場合が多い、ということだ。ふざけるな!!!と思うよね?思わない?俺は思うぞ。
法律的な議論はどっちでもいい。法規に名前を書かずに、「運営者の情報は、注文を受け付け後に公表します」などとしているショップは論外だ。
俺が居心地の悪さを感じるのは、メールのやり取りなど個人的な対応の段階になってもショップ側が名前を名乗らないときだ。(多い!)
些細なことだけに気持ちが悪くなる。
何度もメールでやり取りをしているのに、文末には「凸凹ショップ」とか「凸凹株式会社」なとど書かれ、「人間的フィーリング」を排除しようと努力しているようにさえ見えてしまう!
そう!たぶん排除しようとしているのだ。
理由は分からない。アパートの一室でやっているネットショップなのに(誰でも最初はそうだ!)、渋谷で運営している大きな企業と思われたいのかもしれないし、社員数が多いので個人的な対応などできません、と暗に訴えかけているのかもしれない。
でもさ、もしそうだとしたら、それはまったくの逆効果だ!
お客さんに、壁に向かって喋っているような居心地の悪さを感じさせてはいけない。
人は居心地が悪いところに何度も行こうとは思わない。家族でさえも居心地の悪さから疎遠になるんだぜ。ショップなんか一瞬で判断されて、一瞬でサヨナラだ。2度目は無い!
もしあなたのショップが、なかなか固定客がつかなくて悩んでいるとしたら、些細なところに目を向けてみよう。あなたがロボットでないなら、ロボットのような口調で喋るのは今日でやめにしよう!
清水勇二
追伸:喋る自販機って最初は面白いんだけど、「固定客」になるほど感動したことはないんだ。












