ネットビジネスなのに、外回りの日々。

ネットビジネスなのに、外回りの日々。ネットビジネスを始めたばかりのころ、よく楽器屋さんやバンドの練習スタジオにチラシを置いてもらいに出かけた。

暑い日も寒い日も関係なく、定期的に外回りを続けた。

お店の反応は大きく分けて2種類だった。

一つは、チラシを置いてくれる、置いてくれないに関わらず、ちゃんと人間的な話し方で対応してくれるところ。

もう一つは、こちらがお客さんではないと分かるや否や、ぞんざいな態度になるところ。

当時私が扱っていたのは、コンサート会場で販売されるようなバンドTシャツだったので、お客さんの中にはミュージシャンも多かった。私自身もギターを弾くので、当時から楽器屋さんやスタジオにはお世話になっていた。

だから、私にしてみれば、チラシを置いてもらいに行った日だって、その楽器屋さんやスタジオのお客さんのつもりであったし、お客さんとの会話でスタジオや楽器屋さんの話がでれば、自分が好きなところはどんどんお勧めする準備はできていた。

そんな中、ぞんざいな態度で扱われたショップに、私はその後お客さんとして戻ることはあっただろうか。そのショップのことを、お客さんにお勧めすることはあっただろうか。

もちろん答えはNoだ。

例えチラシを置いてくれても、横柄な態度で「置いてやってもいいけど、邪魔な置き方したら捨てるからな」みたいな態度のショップには、勝手ながら苛立ちさえ覚えた。

ここでのレッスンは何なのかって?説明しよう。

ビジネスをしていれば、誰がお客さんで誰がお客さんじゃないかなんて垣根は、とても曖昧。というか垣根など存在しないとおもっていい。

荷物を届けてくれる宅急便の配達員さんにしても、商品を売ってくれる取引先にしても、もっと言えば突然やってくる訪問販売員にしても、あなたのお客さんになりえるし、知らないところですでにそうかもしれない。

あなたと接する機会がある人の誰もが、あなたのお客さんになる可能性があるのだ。

更に!彼らの背後にも何百人という人間が存在することを忘れてはいけない。一人の人間に対するぞんざいな態度は、家族や友達、会社の同僚やクラスメート、ネットでの書き込みという形でその何十倍、何百倍もの人々に広がっていく。

それが理解できるだけの想像力があれば、お金を貰おうが貰うまいが、たとえこちらが払う側でであっても、そんなことは関係なく、誰に対しても心ある態度で接するようになる。

もし何をやっても売り上げが伸びない、お客さんが増えない、と困っているとしたら、人によって自分の態度を変えていないか考えてみると良いかもしれない、ね。


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