調べてみると、フリマやファーマーズマーケットの場所取りは、「早いもの勝ち」が多かったりする。つまり、良い場所をとるには、早く起きて、血相を変えて目指す場所に行かなければならない。
場合によっては門の前で夜通しテントをはり、不眠不休で鍋を囲みながらパートナーと開門のベルを待ったりもするのだろう。
それはなぜかというと、良い場所をとれば、それだけ良く売れると言う不文律があるからなんだけど、それは本当かな?と俺は思う。
確かに良い場所をとれば、人目に当たる数は増える。公園で開かれたフリマで、寝坊して遅く来た自分は公衆便所の裏の柵を越えて階段を下りて、更に右に曲がった影にブースをあてがわれてしまったら、それは誰も来店してはくれないことは火を見るより明らかだ。
でもね、人目に当たればいいのかと言うとそうでもないのだ。
朝一番で誰よりも早く会場に列をなし、その筋では最高の場所だと誉れ高いスペースをゲットしたとしよう。でも、売っているものが腐った野菜だったらどうだろうか?
どこでも売っているような、薄汚れたおもちゃやガラクタを、「ビンテージ」なんてダンボールに書いた看板を立てて売っていたらどうだろうか?
お金を渡しても、ツンツンケンケンしながら受け答えしたらどうだろう。お金をむしりとるように受け取り、釣りをそこら辺にじゃらん~と投げられたら?
鬼のような顔で睨まれたら?一心不乱に、この世の終わりのような顔で読書にふけっていたら?仲間同士で大声で会話していたら?何の説明も書かれていない無印のダンボールを並べただけだったら?お客さんの質問に答えなかったら?
そんな奴いないよ!と思うよね?!それがどっこい、いる。いるのだよ。
それも、フリマやファーマーズマーケットとかに限らず、普通のお店でも上記に書いたような態度で、胸をはって商売に挑んでいるビジネスオーナーたちは結構いるのだから驚かされる。
こんな風に商売していたら、間違いなく敵を作る。人目に触れる頻度に比例して、敵の数もどんどん増加していく。
なんだ、こいつ!商売が何たるや、まったくわかっとらん。商売は商い。つまり、お客さんが「飽きない」ように、常に精進せなあかんのや!なのに己は、ぶっちょう面で訳の分からんモノの売り方してからに、そしてその釣りの渡し方...なっとらん!
などと憤慨してしまったら、私たちは、もうそんな人たちから買いたいとは思わない。思えない。
ビジネスにとって場所取りは重要だ。でも、増えたお客さんをどんな風に迎えるかの方がもっと重要だ。というか、それが全てだ!
ネットビジネスにもまったく同じことが言える。
SEO対策ばかり追いかけて、ショップでのお客さんの経験をないがしろにしたり、Googleのページランクにこだわって、訳の分からないページを増産したり、リンクを買ったり、交換したり...
その努力の結果、増えたお客さんは、初めて見た(経験した)あなたのショップや商品、サービス、対応に対して何を感じるのだろうか?
この「何を感じるだろうか?」という質問は、どんな集客の知識よりも重要であり、何よりも先に来なければいけない!来る人来る人を敵にしていたら、絶対に成功などできないのだから!
これだけは覚えておこう。
SEO対策も広告も、他のどんな集客方法も、それ自体にあなたのネットショップを成功させる力はない。
駄目なショップに集客すればするほど潰れるスピードがアップし、成功する要素を備えたショップに集客すればするほど、成功のスピードが速くなる。それだけ!
あなたは今、何に向かって突っ走ってますか?
清水勇二
追伸:私に直接相談してみたいことはありませんか?!温めてきたアイデア、現在進行形で悩んでいること、その他ネットショップ運営に関するご質問ならなんでも、こちらから質問してくださいー。ブログやポッドキャストでお答えします!
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